Dummy
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冥界を統べる10の王と、それに傅く10人の鬼。
この世界に存在するのは、死者と妖怪、鬼、神に匹敵する王。
というのが世界の理であるというのは
幼少期より学を持つ者であれば誰でも習うものだ。
そしてこの世界は下界(生者、つまり人間や動物など生あるものが住まう場所のこと)で生を終えた死者を導き、生を清算し、新しい生への道を示す場所でもある。
この世界を。
1人の王が全てを牛耳っていた、という歴史をご存知だろうか?
今は昔とはいえ、長寿ばかりのこの世界。100年単位の話であれば
大体誰もが耳にしているはずだがそうではない。
一人の王が世界を蹂躙していた時代。
その時代に終止符を打ったのは果たして誰なのか。
今の冥界史には存在していない闇の部分。
故意的に消されてしまったのか否かは調べる術はないが
壁に耳あり障子になんとやら。
それでも、知ってしまってはいけないブラックボックスを
あけたがるのはヒトの性なのかもしれない。
読者の皆様はどうだろうか。
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第三裁判所。古びた洋館を模した裁判所は十ある裁判所の中でも異質の建物だが
その中で裁判に従事している従業員に「生きた鬼」はいない。すべてが「人形」の異質裁判所というのは有名で、秘書課在籍の生徒が選ぶ「働きたい職場」のワースト争いをしているのは
皆さん知っての通りだ。
王がヒト嫌いとのことで王みずから人形を作り出し、仕事をさせていたという。
また、口を閉ざしたままで意思疎通はもっぱら頭に直接語りかける『念』と呼ばれる手法での
会話を主にするらしく未だ他十王ですらその声を聴いたことがないほどの徹底振りらしい。
(判決は右手に装着されたパペットの「ジョーカー」がしゃべるらしい。裁判所なのにファンシーすぎると思うがどうなのだろうか)
その裁判所にようやく秘書が任命されたとのことだ。
まさに青天の霹靂!なのだが、その容姿がまたすごい。
ベビーフェイスに妖艶なその姿に骨抜きにされそうなほど豊満な色気。
まさしく妖かしかと思われるほどのきれいな女性だという。
秘書課には在籍しておらず、宋帝王自ら引き入れたとのことで
異例の抜擢ともっぱらの噂だ。
中には下世話な噂も流れているようだが、十王会議にて秘書課試験を実施したところ
秘書課在籍のトップを凌ぐ好成績を叩き出したとのことで、採用が決定したらしい。
天は二物も三物も与えるものなのだろうか。
筆者としてはもう少しひいきせずに平等に分け与えてもらいたいところである。
前回第八庁で見かけられた「妖かし並に美しい」男性の話は覚えているだろうか。
どうもその青年だけではなく、何人か新しい青年の存在が明らかになった。
兄弟というにはまったく違う容姿のようだが、中には女性もいたという。
ただその誰もが美しく見目麗しい容姿とのことで一目見たら目に焼きつくほどだとか。
偶然見かけた庁内の職員もいたというが、写真等は残っていないらしい。
共通するのは「美しい容姿」と「鬼や妖怪ではないらしい姿」どちらかといえば下界に住む
人間に酷似しているという。
そして「第八庁の平等王」が管理している者たちのようで、必ず部屋に入っていくらしい。
筆者は平等王様に謁見できるほどの地位はないので難しいが、誰かぜひとも
この噂について調査してほしいものである。
どうもその青年だけではなく、何人か新しい青年の存在が明らかになった。
兄弟というにはまったく違う容姿のようだが、中には女性もいたという。
ただその誰もが美しく見目麗しい容姿とのことで一目見たら目に焼きつくほどだとか。
偶然見かけた庁内の職員もいたというが、写真等は残っていないらしい。
共通するのは「美しい容姿」と「鬼や妖怪ではないらしい姿」どちらかといえば下界に住む
人間に酷似しているという。
そして「第八庁の平等王」が管理している者たちのようで、必ず部屋に入っていくらしい。
筆者は平等王様に謁見できるほどの地位はないので難しいが、誰かぜひとも
この噂について調査してほしいものである。