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第三裁判所。古びた洋館を模した裁判所は十ある裁判所の中でも異質の建物だが
その中で裁判に従事している従業員に「生きた鬼」はいない。すべてが「人形」の異質裁判所というのは有名で、秘書課在籍の生徒が選ぶ「働きたい職場」のワースト争いをしているのは
皆さん知っての通りだ。
王がヒト嫌いとのことで王みずから人形を作り出し、仕事をさせていたという。
また、口を閉ざしたままで意思疎通はもっぱら頭に直接語りかける『念』と呼ばれる手法での
会話を主にするらしく未だ他十王ですらその声を聴いたことがないほどの徹底振りらしい。
(判決は右手に装着されたパペットの「ジョーカー」がしゃべるらしい。裁判所なのにファンシーすぎると思うがどうなのだろうか)

その裁判所にようやく秘書が任命されたとのことだ。
まさに青天の霹靂!なのだが、その容姿がまたすごい。

ベビーフェイスに妖艶なその姿に骨抜きにされそうなほど豊満な色気。
まさしく妖かしかと思われるほどのきれいな女性だという。
秘書課には在籍しておらず、宋帝王自ら引き入れたとのことで
異例の抜擢ともっぱらの噂だ。
中には下世話な噂も流れているようだが、十王会議にて秘書課試験を実施したところ
秘書課在籍のトップを凌ぐ好成績を叩き出したとのことで、採用が決定したらしい。

天は二物も三物も与えるものなのだろうか。
筆者としてはもう少しひいきせずに平等に分け与えてもらいたいところである。

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